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2007年9月21日 (金)

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2007年1月 5日 (金)

サポスタ・ウォッチャーズ


2006年7月 6日 (木)

サッカーの神

準決勝
フランス 1-0 ポルトガル


老兵たちは、欧州選手権準優勝チームに踊るのを止めさせた。


最も印象に残ったのは、テュラム。


ジダンが決めたPKの後、一人鬼の形相で、
「まだだ、1点じゃだめだ」
そう言っているかのようだった。


代表引退を撤回した、34歳の老ディフェンダー。
ミックスゾーンでのインテリぶりは健在だったが、
その目は潤んでいたように思えた。

決勝は6年前の欧州選手権決勝の再戦。
その日、延長で劇的なボレーを決めたトレゼゲは、
未だにネットを揺らしてはいない。


サハが累積2枚目のイエローをもらったのは偶然か?

思えば6年前の準決勝の相手もポルトガルだった。
そう、その日もジダンはPKを決めていた。


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2006年6月29日 (木)

ドイツの強さは本物か(W杯リレーコラム)

文●秋本 薫


◆「ベルリンへ行くぞ!」
“Berlin! Berlin! Wir fahren nach Berlin!”


ドイツ杯の決勝が毎年ベルリンで行われることから、同トーナメントの試合で応援するときに叫ばれるフレーズである。今回のW杯でも決勝がベルリンで行われるため、ドイツ戦ではこの「ベルリンへ行くぞ!」という大合唱がスタジアム中に響き渡る。6万6,000人の観衆で埋め尽くされたミュンヘンのスタジアムに、この大合唱がこだまする中、ドイツはほぼ完璧な戦いぶりで、スウェーデンに完勝した。


意外なほどの強さでスウェーデンを圧倒できた要因の1つに、2トップ、クローゼとポドルスキーが好調さが挙げられる。この日の2得点のポドルスキーはもちろん、その2点を演出(アシスト)したクローゼも秀逸だった。マン・オブ・ザ・マッチがポドルスキーでなくクローゼであったことからも、彼の貢献が大きかったことが分かる。


ポルディ(ポドルスキーの愛称)は、この試合で大会3得点目を挙げ、4得点で得点王争いの首位を走るクローゼを追走している。この2人は、現時点で最も破壊力のある2トップと言って差し支えないだろう。気の早い『キッカー』紙には、歴代2トップとの比較が載せられていた。


記事には、ゲルト・ミュラーとウベ・ゼーラーという伝説の2トップは別格として、クローゼとポドルスキーの若き2トップは、1試合あたりの得点数でユルゲン・クリンスマンとルディ・フェラーのコンビを上回っていると記されていた。


「我々は今、誰も恐れる必要はない」


ドイツ代表主将ミヒャエル・バラックが試合後に残したコメントである。主将のコメントを誰も“強気”と思わないほど、スウェーデン戦におけるドイツの戦いぶりは完璧だった。
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2006年6月28日 (水)

英代表、何とかベスト8に進出(W杯リレーコラム)

文●島田佳代子


◆ウォルコット論争、再燃
エクアドル戦では、キャラガーをスタメンから外し、ハーグリーブスとキャリックをスタメン起用し4-5-1で臨みました。相手がエクアドルだったから良かったモノの、それでも危ない場面はあったし、ルーニーは前線で孤立することも多く、ルーニーの1トップではキツいことは明らかでした。


オーウェンはケガのため、すでにイギリスに戻っています。となれば、ルーニーのパートナーはクラウチしかいません……。ここでまた国民は「本当にウォルコットを信じているのなら、なぜスウェーデン戦で使わなかったのか!」とエリクソン監督への不信感を募らせています。


パラグアイとトリニダード・トバゴ戦の2試合で決勝トーナメント進出を決めていたイングランドにとって、スウェーデン戦は、練習試合のようなモノ。今後のフォーメーションの確認や調整をする、大事な試合だったのです。私も、あの試合はスタジアムで観戦していましたが、ウォルコットを試すと確信していたので裏切られた思いです。
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2006年6月27日 (火)

「わがことのような」日本代表(サッカー批評)

文●山崎浩一


ワールドカップもいよいよこれからが佳境だというのに、日本国内ではすっかり「過去のこと」にされてしまっている。いや、「なかったこと」にされているフシさえある。「オシムのことを話してるのにジーコの話なんかするな!」と怒鳴られそうな空気まである。


まあ、せめて「過去のこと」として語られるのは良いとしても、メディアに溢れかえる言説はといえば、どれもなんだかサッカーの話のようには聞こえない。「自分がいかに先見の明があったか」だの「今の日本人および日本社会がいかにダメか」だの「日本人がいかに歴史から学べない民族か」だのを高所から吹聴したいがために、ジーコジャパンとワールドカップをダシにしているとしか思えないのだ。戦争やファシズムにまで言及するに至っては、もはや正気の沙汰とは思えない。まるで戦う前から100%負ける運命が決まっていたような、なにもかもが始めから100%間違っていたような言い草……。
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フランス代表、スペインと戦うその前に(W杯リレーコラム)

文●横尾愛


◆予測していた相手、スペインとの因果関係
ようやく突破を決めてほっとしたのもつかの間、決勝トーナメント初戦の相手はスペイン。『レキップ』紙が伝えた会見の様子によると、ドメネク監督は「スペインと当たるのは予想していたが、このような形とは思っていなかった」と述べている。


だが完全に想定外、というわけではなく、単に「我々がグループ1位で抜けて、スペインは2位で来るだろうと思ったからね」ということである。つまり、どちらにしてもスペインとは当たるだろうと予想していたのだが、試合会場だけがハノーファーに変わった、というワケだ。


1922年から数えて28回目となる、フランスとスペインの対決。対戦成績はスペインの11勝6分10敗で、フランスは一歩遅れを取っている状況だ。アラゴネス監督は「スペインでは、シーズン中に70試合も80試合もプレーすることはできなかったジダンだが、たった1試合なら、大変危険な選手になるかもしれない」と、早くも舌戦の構えである。


そして、アンリ本人は「もう過去のことだ」と言っているモノの、フランス vs スペインとなると避けて通れないのが、いわゆる“アラゴネス・スキャンダル”。2004年の秋、アラゴネス監督がアンリに対して人種差別的な発言をした事件である。「あの事件で『黙ってるだけじゃダメだ、行動を起こさないと』と思った」と語るアンリは、それ以来、自らが先頭に立って人種差別反対のキャンペーンを行っている。


アンリの言う通り、これはアラゴネス監督の謝罪で、すでに終わった事件。わざわざ煽るべきことではないし、フットボールは互いの個人的感情でプレーするものではない。ただ、知っておくべきこと、忘れてはならないことは、いつでもあるのだ。
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伊代表監督、豪州戦を語る(ガゼッタSP)

文●Gaetano De Stefano


崖っぷちに立たされた状況から一変、勝利の女神はアズーリの下に舞い降りた。マルチェロ・リッピ監督の汗ばみ、ひどく興奮した姿が物語るように、95分間の戦いは厳しいものであった。


トッティのPKによって決されたオーストラリア戦。リッピ監督の言葉は、最後の瞬間を物語っている。


「私は、トッティがクッキアイオ(訳者注:トッティのお家芸であるチップキックシュート)をするのではないかと思ったよ。我々は『するな、するな』と祈っていたんだがね」


リッピ監督の思いとは逆に、トッティはクッキアイオではなく、強力なシュートを選択した。


◆トッティの思い
フランチェスコ・トッティは、次のように語る。


「クッキアイオ? PKを蹴る前に一瞬、脳裏をよぎったね」


リッピ監督は、トッティを先発させなかった。


「監督は、先発メンバーを選んだ理由について説明してくれたんだ。そして、彼はその通り、選手を選んだ。僕はここに、自分の復調を言いたくて来ているんだ。みんな、僕を中途半端な選手と呼んていたけど、今、ここで話せて本当に嬉しいね」
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2006年6月26日 (月)

次の代表監督について(1/2)(FreeStyle)

●フローラン・ダバディ


※この原稿は「オシム失言」の前に頂きました


◆あとはスタイルの違いだけ
ジーコさんは以前から、W杯が終わったら日本代表の監督を辞任することを明確にしていましたが、みなさんが気にする後任候補については報道されていませんね。まずは川淵さんとジーコさんがやろうとしたこの4年間のサイクルをしっかりと締めくくってからリサーチの結果を発表すればいいと思うので、べつに急ぐ必要はありません。


むしろ、今のメディアは、その情報を良い方へ向けて使うか疑問ですし、たぶん自分たちにオイシイように扱ってしまうと思うので、漏れなくていいと思います。R・マドリーのように、すぐに情報が漏れちゃって、いろんな人が討論しだしてぜんぜん進まなくなる例もありますしね。


もちろん裏では探さないといけないですし、GM的な人を探したり、構造改革を1、2年前から進めているべきです。実際に進んでいるかどうか私には分かりませんが、たぶん技術委員会という組織がちゃんと進めていると思います。


私は、それほど監督がピッチの中で大きな影響を与えるとは思っていません。海外に行っている選手たちは、どういうサッカーをすればいいのか十分に分かってますし、日本のサッカー選手はすごく強くなっています。


ですから、あとはスタイルの違いだけです。攻撃的なジーコさんのような人なのか、組織的なトルシエさんのような人なのか、守備的なトラパットーニさん、あるいは、すごいギャンブルをするヒディンクさん、すごく攻撃的なサッカーをしながら組織のこともうるさいベンゲルさんなのか……。誰でもいいと思いますし、「日本のファンが一番見たいサッカーをするのはこの人だ」ってプレッシャーをかけて選べばいいと思います。ですが、問題はそこではありません。
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イングランドの夢をつなぐ男(サッカー批評)

文●東本貢司


「オーウェン、悲運の故障離脱」にむしろ意気に燃えて一気に弾けるかと思いきや、粘っこいエクアドルのプレスディフェンスにてこずって、後顧に憂いを残す辛勝……心配していた通りのジェラード、ランパードの“重さ”が足枷となったような「決めきれない」もどかしさ。ルーニーの試合勘もさすがに全開(全快)までもう一つ。やっとベッカムの伝家の宝刀に救われたという印象では、「40年ぶりの悲願の栄冠」もぼやけて見えてき始めたスリー・ライオンズだが、それでもどうやらまだ運には見放されていないようだ。
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